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今秋開館、動物園お向かいに横尾忠則現代美術館

兵庫県西脇市出身の横尾忠則さんの作品を収蔵・展示する美術館「横尾忠則現代美術館」が今年11月にオープンすることになりました！場所はかつての兵庫県立美術館、現兵庫県立美術館王子分館「原田の森ギャラリー」の西館、王子動物園の真向かい。動物園・海辺の県立美術館間のミュージアムロードの内容がこれでより「ミュージアム」ロードらしくなりますね。三宮からの散歩もますます楽しくなりそう。（＊写真：神戸市灘区王子動物園のオランウータンのバレンタイン）

美術館の名称は「現在進行形で活動するイメージに」ということで横尾さん自身が考案されたそうです。収蔵・展示物は昨年秋に横尾さんが兵庫県に寄贈した作品3000点以上。アメリカはピッツバーグにあるアンディ・ウォーホール・ミュージアムのようになるといいですね。１階部分はガラス張りで無料開放、グッズを販売する売店も。ミュージアムショプは是非ともちょっとした「売店」に終わらず内容の充実したものができると嬉しいのですが。

ということで早速偵察に。ご覧の通り、外観はすっかり出来上がっていました（４月１２日撮影）。写真ではわかりにくいのですが、外壁は真っ白で気持ちが良い！原田の森ギャラリーになってからはやや影が薄くなっていましたので、こういう形で蘇ることはとても嬉しいです。ニューヨークのメトロポリタン美術館周辺のように美術館・博物館・動物園(セントラルパークズー)が集まるようなエリアになっていかないかな…と考えるとテンションがあがってしまいます…

横尾忠則現代美術館 Yokoo Tadanori Museum of Contemporary Art
場所：神戸市灘区原田通３（王子動物園の真向かい）
アクセス：阪急王子公園駅下車西へ徒歩５分
開館予定日：2012年11月

横尾さんは兵庫県にすべての作品を寄贈されたそうなんですが、あの細野晴臣さんを描いた名作は入っているのでしょうか？横尾さんの肖像画は「ほぼ日刊イトイ新聞」で。

満開の桜と春の陽射しにご機嫌そうだったバレンタインをサービス(?)でもう一枚。